小悪魔×俺様
だけど…こんなこと言ってくれるなんて思ってなかった。





「…いいよ、打ち上げ行ってあげる。」

「やっぱムカツク!!」






弘夢は何も言わずにあたしの肩を優しく叩いた。







「なぁ、咲樹菜。学校巡りしねぇ?」

「するっ!!」






最後の思い出にね!!








最初に来たのは空き教室。






たまに使ったんだよね〜。







次は図書室。





ここでもイチャイチャした記憶が…。







そんなふうに、次々と巡っていく。







全部が弘夢との思い出でいっぱい。








「最後はあそこだな!」

「だね!!」






最後に来たのは、まだ寒い屋上。





弘夢と出会った場所。








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