小悪魔×俺様
「ま、まぁ、來堵と莉乃は奏汰さんにでも預ければ?最近家から出てねぇんだろ?」

「あ、そっか。」





その手があった。




裏方にまわった奏汰は、家のなかで主夫的生活。





楓はまだまだ現役。





2人ともいつまでも若いんだ。






「とにかく旅行な。よし、わかった!!役に立ったな、ユウト!!」

「そりゃどーも…。」

「じゃあな!!」






俺はテンションがあがったまま、仕事を片付けた。






で、真っ直ぐ家に向かう。





「弘夢さん♪」

「…またお前か。」






最近付きまとってくる変な奴。





名前も知らねぇけど。





咲樹菜よりない胸を必死に腕につけようとしてくる。




キモイキモイ。






「奥さんいてもいいですって!!」

「そういうことは嫁より美人になってから言いやがれ。」

「あたしだってキレイだって言われて………!?」







咲樹菜の写メを見せたら固まった知らない奴。





いい気味だ。






「じゃあな♪」

「……。」





咲樹菜に勝てる奴なんて見たことねぇんだよ!!



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