小悪魔×俺様

さっさと帰って咲樹菜に旅行のことを伝えたら喜んでくれた。





カワイイよ、まぢで。






結婚して子供も出来たけど、まだ咲樹菜にはドキドキさせられる。






俺は未だに心配だ。






テレビを見てたら、今日俺に言い寄ってきた女が出た。






「俺、今日コイツに言い寄られた。」

「え!?カワイイじゃんか…。ムカツク!!」

「咲樹菜の写メ見せたら固まった。」

「な!?また見せたの!?まぁ、いいんだけど…。」

「妬いてんの？」

「当たり前じゃん!!」





そう言って軽く俺を睨んだ咲樹菜。






最高だね。





やっぱ咲樹菜以上の女なんていねぇな。





「にしても、最近の新人は落ちたな。」

「なんで？」

「咲樹菜を知らないとかあり得ねぇだろ。ちょっとした伝説なのに。」

「恥ずかしいからやめて…。」






一時期楓のブランド、Ｑのイメージモデルをやってたことと俺との記者会見のおかげで咲樹菜はちょっとした伝説。





こんだけ美人なら当然だけどな。