小悪魔×俺様
次の日。




咲樹菜と一緒に手を繋いで歩く。




昨日はまぢで別々だったし、なんもしてねぇ。





俺、かなり偉くね?





学校の敷地に入れば、あっという間に話題になる俺達。




…あれ?




俺って付き合ってることばらしてイイの?




…いっか!!




咲樹菜とは堂々としたいし。





「弘夢。咲樹菜。」

「琉。おい、見ろ!!」

「うん、見えてる。良かったな。咲樹菜も。」

「うん!!ありがと!!」





琉がまぢで喜んでくれてる気がする。




きっと琉に彼女が出来たときは俺はすごく嬉しいと思う。




もう兄弟みたいなものだから。






3人で教室に入ると、全員の目が俺達に集中した。




予想通りだな。





「3人の…関係は?」





誰かがボソッと聞いた。




なんっで3人なんだよ!!




俺と咲樹菜だけでいいじゃねぇか!!




ムカツク!!





「よく聞け!!咲樹菜は俺の彼女で、琉は俺の親友だ!!ついでに、琉は咲樹菜の守り神だ!!」

「バカじゃねぇの…。」





俺がいないときは、琉が咲樹菜を守るはずだから守り神。


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