小悪魔×俺様
「本気のか?」

「本気のだ。って、余計なこと言ってんじゃねぇ!!クソジジィ!!」





咲樹菜を見ると、口をパクパクさせてた。




まぁ、当然だな。





「咲樹菜、俺の両親。」

「は、初めまして…。」

「楓です♪」

「奏汰です…って知ってるか!」





驚いてる咲樹菜を連れて、リビングに入る。




とりあえず、イスに座らせる。





「悪かったな、隠してて。」

「事前に言ってよ〜…。心臓止まるかと…。」





なにこれ、なんかすごくカワイイ。




抱きしめたい…



けど、奴らがニヤニヤこっちを見てるから頭なでるだけにする。





「改めて…小柳咲樹菜です。よろしくお願いします。」

「ほんとカワイイ!!モデルとかやってないの?」

「やってないですよ!」

「お前、立ち直るのも馴染むのもはやいな!大物だわ。」





俺も思う。




だって、すでに「楓サン」「奏汰サン」って呼んで仲良く話してる。




さすが俺の女だ♪





でも、そろそろ返してもらう。





「咲樹菜、部屋行くぞ!」

「うん。」





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