小悪魔×俺様
「お邪魔しました〜!!」

「え、咲樹菜チャン帰っちゃうの!?」

「夕飯食ってけばいいのに。」

「お兄ちゃんが寂しがるから!」

「またすぐ来てね!?咲樹菜チャン大好きだから♪」

「超うれしい!!また来ます♪」





あっという間に気に入られた咲樹菜。




なんだろう、この嬉しさ…。





「じゃ、咲樹菜送ってくる。」

「送り狼になるなよ〜!!またな、咲樹菜!!」





なりませんよ、今日は。




外に出たら、それなりに暗かった。





「家遠いいから、いいよ!!」

「バカ。なんかあったらシャレになんねぇ。」

「エヘヘ♪」





コイツ…どんだけカワイイんだ!!




絶対1人で歩かせられないだろ!!




ってか、本当に狼になる勢いなんですけど!!





「あたしね、実は男の家なんて初めて行ったの。」

「まぢ?」

「うん。弘夢とは初めてだらけ!!」





うん、咲樹菜の初めては全部俺がいい。




もし、離れる日が来たとしても記憶には残れるだろ?




まぁ、絶対離れねぇけど!!



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