小悪魔×俺様
「うるせぇ!!はやくメシ!!」

「はぁ!?ほんと何様!?」

「前に言ったろーが。楓に命令していいのは俺だけだ。」





こんなときにバカ夫婦に構ってられるか!!





メシを食って風呂に入ったら布団に入る。




…咲樹菜がモジモジしてまーす。





「咲樹菜?入れって。」

「でもぉ…恥ずかしい…。」

「なんもしねぇって。抱きしめるだけ。」





顔を真っ赤にした咲樹菜はゆっくり歩いてきて布団に入った。




なにこの可愛い生き物…!!




覚悟はしてたつもりだけど、この拷問に耐えれるだろーか…。






「弘…ありがとう。」

「なにが。」

「一緒に住むって言ってくれて。」

「俺がそうしたかっただけだ。」





咲樹菜が余計強く抱きついてきた。




ぬあぁぁぁ!!




頑張れ俺!!耐えろ俺!!





「あ、一緒に暮らしたら登校も一緒だね!!」

「だな!!」

「嬉しい♪」





抱き合ったまま話してたら、いつのまにか咲樹菜が寝てた。




これで少しでも咲樹菜の心が軽くなればいい…。




おやすみ、咲樹菜。




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