小悪魔×俺様
適当にバスローブを着て風呂場から出た。





「うわっ…弘、それ色気が…!!」

「は?」

「なんでもない…。」





なに赤くなって目ぇそらしてんの?






「つーか咲樹菜。初めてがここで良いわけ?」

「え…?」

「女って初めてに関して夢があるんじゃねーの?」

「…あたしはない。」

「あっそ。」






ここまで来て迷ってる俺って意気地無し?




本命なんだから仕方ねぇよな。




大事にしてぇの。





「〜っ、弘!!」

「なに………え?」






い、今…。




咲樹菜からキス…。





「たまには…ね?」





バカじゃねぇの、コイツ…。




もう、どうにでもなれ…。





俺は咲樹菜をベッドに押し倒した。





「ひゃぁ!!」

「首筋舐めただけで感じたの?」

「バカ…。」





俺は咲樹菜にたくさんキスをする。




軽いのも深いのも。





そして、バスローブを少し脱がした。





「カワイイ…。」

「恥ずかしい〜…。」






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