オレとお前
幼なじみがいると知らない子の前でも話が進んだ
とゆうかユイが話さなくても話が進んでる
明るく無邪気でチョット口が悪い感じの女
オレの元カノに話し方がそっくりだ!
そんな単純な気持ちからオレはこの子が軽く好きになっていたのかもしれない。
単純だなあ…
ユイ達と話し終えるとオレはシンヤ達のいる席へ戻った。
「かわえ〜やんあの子」
「えらい楽しそうに話してたね〜」
なんてツッコまれても
どこか気持ちが安らいでいて,あきらかにさっきまでとは違う何かソワソワする気分になっていた。
タクヤが唐突に女の子達に向かって
「カラオケ行こうぜ」
オレもなんか歌いたい気分に。
なんであの子と喋ってからやけに元気出たんだろなぁ 嬉しいような 女々しい気分がオレを夜みんなと解散するまで包んでいた。