君が好き。
それは高2になったばかりの頃
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「まじかーそれはうざいね」
あたしは歩実の話に、あいづちをうつ
「でしょでしょ!まじ有り得ないよね!!まじあいつうざい!!」
めったに怒らない歩実をここまで怒らせた『あいつ』とは、福島心のこと
「まぁじうざいっ!!」
歩実がかなり大きな声で叫んだ
今あたしたちがいるのはファーストフード店
周りのお客さんに『迷惑』とゆう顔をして睨まれたのであたしは歩実をなだめる
「歩実落ち着いて~」
「あっごめん…でも…うざすぎる…」
「うん…確かに無愛想すぎるよね…あたしに全部話してストレス発散しちゃってよ!」
「愛ぃ……ありがとーう!!」
歩実は泣く真似をして喜んだ