ハルカナ約束
ん…?
いつの間にか眠っちまってた…。

ヤベェ!
明日の英語、俺、当たるんだった!
予習してかねーと。

あの学校、結構キツイんだよなー、勉強。
流石、進学校だよな。
とてもじゃねーけど、春香にはついてけないんじゃ…。


今まで、俺の後を追いかけて来た春香だけど、毎日勉強ばっかじゃ可哀相だよな。
あいつには、あいつらしく のんびりした高校がいいと思う。
○○女子高なんか合ってるかもしんない。
むしろ、そっちの方がぜってーいいだろ?


それにしても、喉乾いたな。
冷たい麦茶でも飲むか…。


俺は乾いた喉を潤す為に、階下のキッチンへと向かった。

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