ハルカナ約束
突然の宣告
マジかよ?
キッチンへ行こうとした俺の耳に、ふと両親の話し声が聞こえた。
「・・・それ、本当なのか?」
意気消沈したような親父の声。
「私だって・・・嘘だって思いたいよ」
今にも泣き出しそうなのを堪えるお袋。
「他の病院で再検査すればいいだろう?」
「お医者さんを信用しないって事??」
「そうじゃない。そうじゃないけど・・・
もし、それが事実だとしても、何か他に治療法があるかもしれないだろう?」
「・・・それ、本当なのか?」
意気消沈したような親父の声。
「私だって・・・嘘だって思いたいよ」
今にも泣き出しそうなのを堪えるお袋。
「他の病院で再検査すればいいだろう?」
「お医者さんを信用しないって事??」
「そうじゃない。そうじゃないけど・・・
もし、それが事実だとしても、何か他に治療法があるかもしれないだろう?」