パラワー『天才・原口龍太郎博士のエトセトラ』
「じゃあどうやってA.W.T.を?」
「向こうもここは理研なんだ。大量に酸素が消費される為に換気塔が立っていてな、フンッ。そこから入れたって訳さ」
龍太郎が顎で示した先にはディスクグラインダーで武装した小型A.W.T.が有る。
「鉄柵をグラインダーで切って所内に入れたんですよ。博士もワイルドですよね」
「フンッ、背に腹は代えられないからな」
しかし換気塔の空気取り入れ口は、乗用A.W.T.が入れる程の大きさは無い。そこで龍太郎は改造版A.W.T.を作り出していた。
「前に理研杯争奪発明コンテストが有ってな。フンッ、その時出品した物の焼き直しだ」
2つのフロートが両脇からA.W.T.を挟み込むように付けられ、その最後尾にひとつずつスクリューが付いていた。
「向こうもここは理研なんだ。大量に酸素が消費される為に換気塔が立っていてな、フンッ。そこから入れたって訳さ」
龍太郎が顎で示した先にはディスクグラインダーで武装した小型A.W.T.が有る。
「鉄柵をグラインダーで切って所内に入れたんですよ。博士もワイルドですよね」
「フンッ、背に腹は代えられないからな」
しかし換気塔の空気取り入れ口は、乗用A.W.T.が入れる程の大きさは無い。そこで龍太郎は改造版A.W.T.を作り出していた。
「前に理研杯争奪発明コンテストが有ってな。フンッ、その時出品した物の焼き直しだ」
2つのフロートが両脇からA.W.T.を挟み込むように付けられ、その最後尾にひとつずつスクリューが付いていた。