パラワー『天才・原口龍太郎博士のエトセトラ』
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ナチュラルな世界を後にした龍太郎達は、早速ビューアーを使って訪れるべきアナザー・ワールドを探し出した。
「博士、人類が存在しない15の世界でビンゴです。この3番目辺りの世界なら、狂暴な動物も見当たらないのでいいんじゃないすかね」
ビューアを覗いている純一郎の後ろから流がこぼす。
「でもぉ、もう水の世界は勘弁ですよ? 純一郎さん」
オレンジ色の頭を揺らしながら振り返り、純一郎は笑って答えた。
「ハハハッ、大丈夫だよ流。俺だってあんな目に遭うのは御免だ。ここには池や水溜まり位は有るだろうけど、水位の上昇は無いみたいだ」
「フンッ、当然だろう! 温暖化を招く人類が存在しないのだからな」
ナチュラルな世界を後にした龍太郎達は、早速ビューアーを使って訪れるべきアナザー・ワールドを探し出した。
「博士、人類が存在しない15の世界でビンゴです。この3番目辺りの世界なら、狂暴な動物も見当たらないのでいいんじゃないすかね」
ビューアを覗いている純一郎の後ろから流がこぼす。
「でもぉ、もう水の世界は勘弁ですよ? 純一郎さん」
オレンジ色の頭を揺らしながら振り返り、純一郎は笑って答えた。
「ハハハッ、大丈夫だよ流。俺だってあんな目に遭うのは御免だ。ここには池や水溜まり位は有るだろうけど、水位の上昇は無いみたいだ」
「フンッ、当然だろう! 温暖化を招く人類が存在しないのだからな」