屍の孤島
「あ、あのっ…」
この緊迫した状況下で、鏑木に話しかけたのは奏だった。
「鉄砲持ってるんなら…私達を助けてくれませんかっ…その鉄砲で…外のゾンビをやっつけて下さい…」
「ふ…はははははははっ!」
奏の言葉に、鏑木は笑う。
こんな可笑しい事はないといわんばかりに。
「揃いも揃っておめでたい連中ばかりだな!どうにも緊張感のない奴らだ」
秀一の額に突きつけていたグロックを引き、鏑木は彼らに背を向ける。
「まぁ平和ボケしたこの国の連中ならこんなもんか」
その言葉が最後。
彼は秀一達に二度と振り向く事なく、フェリーターミナルを出て行った。
鏑木もまた協力してこの島からの脱出する事を拒み、たった一人での行動を選択したのである。
この緊迫した状況下で、鏑木に話しかけたのは奏だった。
「鉄砲持ってるんなら…私達を助けてくれませんかっ…その鉄砲で…外のゾンビをやっつけて下さい…」
「ふ…はははははははっ!」
奏の言葉に、鏑木は笑う。
こんな可笑しい事はないといわんばかりに。
「揃いも揃っておめでたい連中ばかりだな!どうにも緊張感のない奴らだ」
秀一の額に突きつけていたグロックを引き、鏑木は彼らに背を向ける。
「まぁ平和ボケしたこの国の連中ならこんなもんか」
その言葉が最後。
彼は秀一達に二度と振り向く事なく、フェリーターミナルを出て行った。
鏑木もまた協力してこの島からの脱出する事を拒み、たった一人での行動を選択したのである。