まだ…君に…恋してる       (最愛ダーリン番外編)
愁と言う男の子は利口そうで
まだ小さいけど
言葉をしっかりしゃべっていた。



俺の頭の中では

その現実を受け入れられなくて
大混乱していた。



「愁 おじちゃんに挨拶しなさい。」


未来が愁を連れてきた。


「こんにちわ」


愛くるしい笑顔


「こんにちわ。おじさんは
そこの人たちの子供だよ。
塚田 肇 って言います。
よろしくね。」

心中はおだやかじゃない



「未来…結婚した…んだ…?」



未来は微笑んだ。


「わけありで一人で
育ててるの……。」



 一人?


父親の病気
未来の子供

俺の頭の中はグルグルと
動揺だけが駆け回ってる。


未来の両親も加わって
病室なのか?というくらい
愁を囲んでドヤドヤしていた。



「静かにして下さい!!」


看護師が顔を出して
注意していった……。
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