まだ…君に…恋してる （最愛ダーリン番外編）

未来に他の人を
好きになっていいかって
聞かれたことがあった。


それが先生だったことに
気づいた時は
もう二人は愛し合っていた。



先生は俺の言葉で
傷つく未来を
支えていたんだ。



俺はその頃
全てが面倒くさかった。



未来も瑠琉も
勉強も・・・・・
学校も・・・・・・



なんで俺がこんな目に合うんだ。



俺が何をした？



全て投げだしてしまいたかった。



そんな中


瑠琉の足が治っていることを
知ったんだ。



それもずっと前に・・・・



そして俺に隠れて
新体操を始めていたことを




わかった時
心がポキっと折れた気がした。



その反動で俺は怒りが爆発した。


「わかったら別れるって
言うじゃない！？」



　言うよ



「別れたくなかったの。」


　冗談じゃねーよ！！



「おまえとは二度としゃべらない。」

俺は怒りを鎮めることが
できなかった。