まだ…君に…恋してる       (最愛ダーリン番外編)
未来の恋の相手が
担任だと知った時


俺の心は猛烈に腹が立った。


同級生とか
俺とそんなに変わらない奴なら
とりかえしてやる


そう思ったけど


なぜか担任には
勝てる気がしなくて
ムカついた。


親が話してるのを聞いた。


「未来も幸せそうよ。
彼氏が彼氏だから肇には言えないけど
まさかね~禁断の先生
血は争えないなって
未来ママが笑ってたわ~」


「そ~だ。アイツも昔
先生に熱あげてたよな。
肇の担任だって?」



「そうなのよ。
けっこうないい男だったけど。
お泊まりするときは
挨拶にきたらしいわ。
未来も楽しそうでよかったわ。」




担任が好きになれなかった。



きっとこういう日が
来ること自分でも
わかっていたのかもしれない。



未来の笑顔は生き生きしていて
眩しかった。
真っ白で雪のようだった
未来の肌が黒いのは
担任が浅黒いのと一緒で
スノーボードを
楽しんでいるのが
わかった。


アウトドアが大好きだと


クラスで話していた。



未来を・・・・
こいつが・・・


そう思うと許せなかった。
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