まだ…君に…恋してる       (最愛ダーリン番外編)
未来を捕まえたのは
二人の遊び場だった。


幸せそうな未来に
ムカムカしてる俺……。



未来の肌は雪のように
白くて
日に当てたりしたら
真っ赤になってしまうのに


未来の肌は小麦色になっていた。


担任の悪口から入った
だけど未来は
おおらかに笑って


翔くんらしいと言った。



翔くん……



完全に俺の怒りのスイッチが
入った。


鏡をのぞく未来を
後から抱きしめた。


抵抗する未来が
俺に敵うわけがない。


未来の肌が黒いのがイヤだ
未来はバカで俺を
頼ってくれる方がいい
それから・・・・


俺は未来の細い首筋に
たまらなくなって唇をはわした。



そして


「未来は俺のものだ」


そう言い放った。


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