まだ…君に…恋してる （最愛ダーリン番外編）

長いキスが終わって
やっと担任が

未来から離れてバイクにまたがった。


バイクが出たら
未来は少し追いかけて
必死に手を振った。



オレンジ色に染まる空に
俺は叫んだ。




「死んじまえ！！
二度と帰ってくんな！！
未来は俺ものだ！！！
先公のくせにてめーは
変態か！？」



悔しくて涙が出た。


そんなことを叫んだ自分が
情けなくて……


未来が玄関に消えて行った。



俺はまだ固い拳に
絶望してた。



　俺の方が変態だ


額を壁に打ち付けた。
何度も何度も



自分が男なのが情けなかった。



「死ぬのはお前だよ……」



目に焼きついた
未来のキスシーンが
忘れられなかった………。



俺を助けてくれ・・・・・
これ以上
自分を嫌いになりたくない



そう叫んだ・・・・・。