まだ…君に…恋してる       (最愛ダーリン番外編)
携帯が鳴った。



マネージメントしてくれてる
会社からだった。



「はい…塚田です。」


担当の佐藤さん

「お休みのところすんません。
今回ビックな仕事が飛びこんで
きましたんで先に連絡と
あとはこの休暇中に
決断してもらいたいもんで…」



「ビックな仕事?」



「実は塚田さんも仲の良い
サッカーの大前選手が
イギリスのチームに移籍が
決まったようで
それで塚田さんに通訳として
来てほしいと依頼があって。」



「え~~!?マジ?
勉がイギリスの・・・!?
あの…有名選手のいる!?」


勉はまだ若い選手で
この間の通訳の時に
外国の有名な監督が
勉をめっちゃ褒めてたっけ・・・


海外でプレイしたくて
英会話に前向きだったから
たまにあったりして
交流を深めていた。



「塚田さんにお願いしたいって…
やっぱ最初は不安だから
信頼できる人に
お願いしたいらしいです。」



俺は通訳としてはついていた。
ボランティアでたくさんの
経験をして
正確な通訳と
ちょっとしたイケメン…
なんてことを言われ
注目されることが多くなった。


俺は頭をボリボリかいた。



「イギリスか・・・・」



俺は暗くなった空を見上げた。
< 41 / 144 >

この作品をシェア

pagetop