まだ…君に…恋してる       (最愛ダーリン番外編)
学校に戻ると
部活動の生徒たちが
帰り始めていた。


雪がもさもさ降ってきて
未来の車の隣に
入れた俺の車も
すぐに雪だらけになった。


「ひどいな……」



外に出てワイパーの雪を
ほろっていると



「あ・・・!!もしかして?」


と声がした。



俺は驚いて声の方を
振り返る。



三人の生徒の一人が俺を
指さしていた。



「あれ!!あれ・・・」



「人ちがいだって…
こんなとこにいるわけがないよ。」




俺は慌てて車に
戻ろうとした時



「あのこのまえの試合の時
ゲストの元イギリス代表監督の
通訳してましたよね……?」



一人の子が走ってきた。
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