まだ…君に…恋してる       (最愛ダーリン番外編)
まさか…そんな
有名人だなんて思ってなくて
俺は動揺した。



「あ…あ…そうだけど
よくわかったね。」



「はい、俺英語が好きで
通訳の人の訳をしてるのを
聞くのが趣味で・・・・」



「あんまりうれしくない趣味だな~
通訳にとっては・・・・」



「すいません、でもいつも
すごくスピーディで正確で…
うわ…めっちゃうれしい
サイン欲しいんですが・・・」



「サイン?そんなのないよ。」


俺は慌てる。



男子生徒はリュックから
英語のノートと
サインペンをくれた。



「まいったな~」


俺は運転席に乗りこんで
サインなんて考えたことも
なかったけど


よく書類にサインするように
名前をかいた。



そして

英語を好きでいてください。


と一言書いて
男子生徒に渡した。



「ありがとうございました!!」


嬉しそうな生徒に
俺もホッとした。
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