まだ…君に…恋してる       (最愛ダーリン番外編)
「どうしよう…
ごめんね…寒かったでしょ?」


朝方
未来のおどおどする声で
目がさめた。


「う…寒い…」



「ごめん…今 布団しいてくる」



やっぱ寒いかも…




「ごめんね
風邪引かなかったかしら…
後かたづけも
まいったな……」


そう言いながら
リビングの窓側に慌てて
一枚の布団



「来て!!!
ほんとごめんね。」


そういうと
俺の手をひいて
ソファーから起こした。


もう未来がパニックになってる。



「気にすんなって~
俺も午前中には帰るよ。
未来もだろ?」


細いうでが


俺の手を握っている。
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