まだ…君に…恋してる       (最愛ダーリン番外編)
久しぶりに会った仲間たちと
会話が弾んだ。


「おまえスゲーな。
この前はサッカーの試合の時
見たぞ。」



「俺はほらあの人気俳優が
映画の宣伝に来た……
そんときもおまえ出てたよな。
ハッキリいってあれ失礼だぞ。」



「な…なんで?」



「おまえが目立ってるからだって。」


みんなが爆笑した。



「女優とかにさ誘惑されたり
しないのか?」


「しないって~~」

 イヤ本当はそれはある……


「イケメン通訳の塚田 肇さんったら
有名だから俺らも
鼻が高いよ。」



「そんなことないよ。
ここまで来るにはおまえらより
絶対苦しかったんだって……
外国行ったりそれも大変なとこ
ばっかで最前線だったからさ~」



「俺の結婚式 来年の春だけど
招待状出すから来てくれよ。」


仲間の一人が言った。



「春か……難しいな……」


思わず口走ってしまった。
< 68 / 144 >

この作品をシェア

pagetop