まだ…君に…恋してる       (最愛ダーリン番外編)
「二次会は行かないのか?」


会場から出る未来を
つかまえて聞いた。


「出ない……」

なんか不機嫌そうだった。



「どうした?」



「別に…肇は行けばいいよ。
今日はどうせ実家にお泊まりでしょ?」



「なんか怒ってる?」



「怒ってないよ。」



「変だよ?」



さっきまで笑顔だった未来が
元気のない顔をしていた。


「トイレ行ってくるから…」



  なんだよ……
  わけわかんね‐奴


後姿の未来もキレイだった。


「さすが体育の教師だけあって
体締まってんな~」


後から声がした。
お色直しに出てきた新郎と新婦



「バカかおまえ~」


俺らは首根っこをつかんで
じゃれ合った。
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