まだ…君に…恋してる       (最愛ダーリン番外編)
俺は未来が大好きだった。


それはいつのころなのか
覚えてないくらい


自然すぎて……ただ
好きになったのは俺


未来は……
俺におされたって感じなのかな


それが俺には
不安だった。


いつも……
本当に未来は俺が
好きなのかって
抱きしめてても
キスしてても


いつも不安だった。



幼稚園の時 いつも一緒だった
未来が違う男と手をつないだ。


「なんで俺じゃないんだ。」


俺は一番後で
未来は一番前だった。


未来は違う男とも
にこやかに笑って
すぐ友達になっていた。


 俺だけの未来なのに


天真爛漫で無防備な未来に
ハラハラさせられてきた。


未来は気づいてないんだ。


自分の魅力に………。




俺は未来の魅力を
他の奴に知られないように
必死に守る。


未来に言うんだ。

「おまえは俺がいないと
ダメなんだ。
何にもできないんだから。」


未来は俺の言葉を信じてる。


「未来ははぁくんがいないと
ダメなんだもん。」


未来がそう言うたびに
俺はホッとしていた。
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