まだ…君に…恋してる       (最愛ダーリン番外編)
リビングに飛び込むと
ソファーの上で丸まっている

はぁくんがいた。



一瞬力が抜けた。



 いたぁ……


寝顔のはぁくんを見て
キュンとした。


窓の外の翔くんを見る……



空は昨日の雪が嘘のように
澄んでいる


日の出が始まった。



 ね…翔くん……
 今だけ…はぁくんがいる間だけ
 許してください……



未来が女になるの……



私ははぁくんを揺り起こした。
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