まだ…君に…恋してる       (最愛ダーリン番外編)
荒い息の未来の額にキスをした。


「ごめん……
大丈夫か?
ムキになりすぎて……
ごめんな……」



未来は
俺の胸に顔を埋めた。



「やだ…恥ずかしい…」



顔を隠してしまった。




「未来・・・・
俺たちもう離れちゃダメなんだよ。
これ以上遠回りしたら
もう会えなくなるかもしれない。」




「でも…私には
今の生活は捨てられない…
この地で…辛くなるまで
教師として生きて行くって
誓って頑張ってきたから……
肇だって…仕事をやめて
私のそばにいてって言ったって
やめられないでしょ?
それと同じなの。
私は女だけど……
今まで一人で生きてきたから
そんな覚悟の毎日だったから…」



「なんで・・・
俺はやだ・・・
おまえともう離れるの
絶対耐えられないんだ……」


わがままなガキだと思われていい…


未来の気持ちが変わるなら…



「ごめんなさい……」


未来の言葉は同じでも……
俺は言い続けるしか
戦えないんだ・・・・・・。
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