幕末純想恋歌
朝食を食べ終わり片していると沖田が声をかけてきた。


「今日さ、お昼過ぎから一番組は道場で稽古なんだけど君もくる?」


稽古のお誘いのようだ。


葵がパッと笑顔になる。


「いいんですか!?ぜひ、参加させてくださいっ!!」


「ついでに隊士に稽古つけてくれると嬉しいな?」


「もちろん!!」


「えっ!?葵って剣術できんの!?」


藤堂が話に入ってきた。


「だよ~。もしかしたら、君より強いかもよ?」


「ハァッ!?んなわけないじゃん!!だって女の子だぜ?」


「あ~、そんなこと言ったら失礼でしょ。ねぇ、葵ちゃん?」


「えっ!?」


「いやっ、そんなつもりじゃねぇからな!?おい総司!!」


「じゃ試合してみる?八番組も稽古午後でしょ?」


「おい、いろいろ無視すんなよ!!でも、いいぜ!!試合してやらぁ!!」


……藤堂と試合をすることになったようだ。                
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