幕末純想恋歌
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坂本龍馬…、桂小五郎…。

ふたりは倒幕派の中でも中心的な人物。


そんな人たちに会ってしまった。


新撰組と敵対する。


決して相容れない存在。



…さっき二人に会ったときわたしは恐怖を感じた。


強いて言うならあれは殺気というものなのかもしれない…


怖かった。


互いに殺しあう存在である人たちの中でわたしはどうすればいいのだろう…


わたしは何をすれば…


わたしは何者なんだろう…
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