幕末純想恋歌
葵は一年なのに、何故こんなことを頼まれるかというと、葵の家は、剣道の道場で、葵自身、儚げな外見とは裏腹に、ものすごく強く、中学の時に全国制覇している。


ついでに、護身に習っていた合気道も強い。


儚げな容姿とは裏腹にそこらの男より、よっぽど強い。


「お願いよ?明日は必ずね?」


「大丈夫です、明日は。稽古ありませんから。それじゃあ、これで。」


念を押す部長に、笑いながら言い、帰路を急いだ。


 
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