幕末純想恋歌
「お待たせしました。」

「やった!…ん?」

お団子が一、二、三、四、五…、お汁粉が一、二、三……。

「…沖田さん。これ、もしかして、全部沖田さんが?」

「うん。もちろん。あ、このお汁粉と、お団子葵ちゃんのね。いただきます。」

「あ、わたしも!いただきます!」

言われたとおりに、お団子からパクりと一口。

「どお?美味しいでしょ。」

「はい!おいしいです!さすが、沖田さんおすすめですね。」

「でしょ?」

お団子は自然な優しい甘みで、ゴテゴテした甘さがなくとってもおいしい。

すごく進む。

軽くぺろりと一皿いけてしまった。

「次は、お汁粉ちゃん!ん~、おいし~!」

こっちもすごく美味しい。

なんか、幸せな気分。

思わず笑顔になってしまう。

「甘いもの大好き~!!」
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