モンスターハンタールチフェル2nd
「何だそりゃ?!」

「女王からじきじきに申し出て来たんだよ。
 こっちとしてはいい迷惑だ。
 毎日身の回りの世話ばかりしなくちゃならないんだから」

 ため息をつきながら喋る刹那の顔には疲れが見えた。

 花や木々たちの世話をするほうがよっぽどマシなことだろう。



「そういえば刹那君?
 さっき良い考えがあるって言ってたけど、それは何?」

「ああ、それはね……」

 刹那は3人の元に歩いてきて、身を寄せ合うよう促してそれぞれに作戦を話す。







「お疲れ様で~す♪」

 廊下をすれ違ったメイドに挨拶を交わすアン。

 クロスの掛かったカートを押しながら廊下を進んでいき、次の角を左に曲がった先の厨房へと向かう。
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