ﾓﾝｽﾀｰﾊﾝﾀｰﾙﾁﾌｪﾙ2nd

　そう言った点で、ハンターたちは変わった人が多いのも、また楽しいのだが……



「それじゃこのくらいで、後は自然に還して俺たちは村に向かおう」

　いつまでもゆっくりしてたら、この死骸の血の臭いを嗅ぎ付けて、ランポスたちがやって来るかもしれないからだ。

「それじゃ行きましょ！」



　こうしてやっとのこと、２人旅に出て最初の村にたどり着いたのだった。



　～ポルル村～

　ここは丘の麓に開拓してつくられた川沿いの小さな村。

　丘を下った所に小さな門があり、村の周りを２メートル程の柵で正方形に囲まれていて、その周囲と内側に綺麗な桜の木がいくつも生えていた。

　今の季節は丁度花が咲いていて、風に揺られて花吹雪を舞い散らしている時期だった。