モンスターハンタールチフェル2nd
 ルチナも負けじと言い返す。



「ハンターは、私の最も憎むべき種族だ!
 自分たちの欲望の為に生き物を平気で殺す。
 動物も飛竜も、そして人間もっ!」

 百合の気迫に2人は後退りしていき、川辺まで追い詰められる。

「いったい何があったか知らないけど、あなただってハンターなんじゃないの!?」

「黙れ!
 この私がハンターだと?!
 きさまらと同類ではない!!」

「その武器がハンターの証だって言ってるの!」

 ルチナは百合が構える刀を指差して言い、

「これは父上から授かった物だ。
 お前たちのように生き物を殺して作ったものではない!」

 百合はそう言い返すと、刀の青い刀身が太陽の光を浴びて鈍く輝く。
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