モンスターハンタールチフェル2nd
「チャチャッと片付けて来るから、留守番よろしくね!」

 そして、2人は部屋を出ようとする。

「ま、待て!
 分かった、私もついていく。
 このままでは私の立場が無くなってしまうではないか!」

 そう言って、戸口前に立ち塞がって2人を止めさせた。

 メンバーが1人増えることに関して、別に何の問題も無かった2人であったので、百合は3人目のハンターとしてアレックたちに加わったのだ。

「ねえ百合、ハンターのこと嫌いじゃなかったの?」

「何を言う?
 父上が立派なハンターだったのだ、別に私がハンターについていくことに何ら問題あると言えようか?」

「じゃあ、今日から百合もハンターの仲間入りね!」
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