モンスターハンタールチフェル2nd
「意見もまとまったんだし、別に良いじゃないか?」

「なになに?
 リーダーに歯向かう気?!
 下っぱのクセに……」

 誰が下っぱだ、誰が……?

「何にせよ、相手は眠鳥ヒプノックだ。
 そこまで念を込めて策略する程強敵じゃないだろ?」

 それは最も、という顔つきになり、ルチナの機嫌はどうにか取り戻せたと言えるが何せ長い付き合いだ、この後いつ何時に感情が爆発するかは知れてしまって病まない。

 言わば、俺にはルチナの感情抑制的存在価値だけはあると……

 出来ればルチナが暴れださない事が一番疲れないで済むのだが、その確率はほぼ無いに等しいのだろうか……?



「ヒプノックなら私も何度か退けた事がある。
 安心しろ、ここは私からすれば庭のようなものだ」
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