モンスターハンタールチフェル2nd
アレックとルチナはお互いに顔を見つめ合って、再び村長に視線を戻すとアレックが口を開く。
「この近くにあるんですか?!」
「あるとも。
ただ、普通のギルドと比べてちと小さいがの……
ハンターの数も少なくて、活動するのがやっとの場所なんじゃが、どうかね?」
「何を言ってるのよ村長さん!
私たちが今までずっと探してたギルドにたどり着くことができるのよ!?
行かない訳がないでしょ!」
非常に浮かれているルチナに、アレックも賛成の意思表示のため微笑んで見せる。
だが、1人だけ沈んだ表情の者がいた。
「……」
百合だ。
「さ、百合、新たな旅の始まりよ♪」
そう言って、ルチナが百合の肩に手を置いたとたん、
「ふざけるなっ!!
なぜ私がついて行く必要がある!
いくら村長の指示だとしても、私はあそこに〝戻る〟気など……!」
「この近くにあるんですか?!」
「あるとも。
ただ、普通のギルドと比べてちと小さいがの……
ハンターの数も少なくて、活動するのがやっとの場所なんじゃが、どうかね?」
「何を言ってるのよ村長さん!
私たちが今までずっと探してたギルドにたどり着くことができるのよ!?
行かない訳がないでしょ!」
非常に浮かれているルチナに、アレックも賛成の意思表示のため微笑んで見せる。
だが、1人だけ沈んだ表情の者がいた。
「……」
百合だ。
「さ、百合、新たな旅の始まりよ♪」
そう言って、ルチナが百合の肩に手を置いたとたん、
「ふざけるなっ!!
なぜ私がついて行く必要がある!
いくら村長の指示だとしても、私はあそこに〝戻る〟気など……!」