姫と魔界の5人の魔女。


汐莉と萌花は学校の帰りにある神社へといった。


『銀龍神社』


山奥の木々にこっそりと隠れている小さな鳥居。


160㎝の背の人も腰を曲げないと潜れないほどの高さ。


2人は少々、頭を下ろして鳥居を潜るとそこには小さな祠があった。


「あった!これぞ魔界の入り口だ!!」


祠に指を指す汐莉。


「だからぁ~ 魔界なんてないのよ。高校生なんだから…まったくもう…」


どんどん草をかき分けながら、祠の方に進んで行く。


するとそこにはキラキラと輝く石がついた指輪があった。


「なにこれ~?触ってみよ♪」


「汐莉っ!!」


「え…!?」

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