遠い恋-あの空を見上げた日-
はじめに
空と海が好きでした
今でも好きです
暇さえあれば空を眺めて
流れる雲を見つめた
雲の流れは早く
気付けば流れ去っていた

JR塩谷~須磨の約3分間
電車の窓から見える
青くて大きな海
広くて大きな空

空が涙を流すとき
海は悲しそうでした
空が微笑むとき
海は嬉しそうでした
空と海は遥か遠く
どこかで繋がっている
ずっとそう思いながら
毎日電車の窓から
空と海を眺めました

たくさんの季節を越え
たくさんの時間を越え
たくさん笑って
たくさん泣いて
少しずつ成長出来たと
思います

あなたと過ごした日々
あなたと過ごした時間
ずっと忘れない
忘れたくない
あなたと過ごした時間は
私の宝物だから

あなたが笑えば
私も嬉しいし
あなたが涙を流せば
私も悲しかった

きっとあなたと私は
遥か遠くどこかで
繋がっている

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