遠い恋-あの空を見上げた日-
サオリの気持ちが
わからないまま
私は相変わらず毎日掲示板に通った。
気持ちはわからなかったが
毎日サオリの話を聞いた。
「昨日電話してさ!」
「電話!?そんなとこまで
進んでるん!」
毎日驚きの連続だった。
私なんて同じクラスにいる
男子でさえ電話となれば
緊張してしまうのに…
(サオリって意外に大胆…)
楽しそうに話すサオリが
少し羨ましかった。
そんな私にもサオリの
気持ちをわかってしまう
時が来てしまった。
いつものように掲示板に行くと
見慣れた名前を見かけた。
毎日私の話を聞いてくれる
お兄さん的存在の人。
もちろん顔も何も知らず、
ましてや言ってしまえば
男か女かもわからない。
ただその人に話を
聞いてもらうことで
私の癒しになっていたのは
自分の中で確かだった。
でも恋愛なんかじゃない、
多分…。
わからないまま
私は相変わらず毎日掲示板に通った。
気持ちはわからなかったが
毎日サオリの話を聞いた。
「昨日電話してさ!」
「電話!?そんなとこまで
進んでるん!」
毎日驚きの連続だった。
私なんて同じクラスにいる
男子でさえ電話となれば
緊張してしまうのに…
(サオリって意外に大胆…)
楽しそうに話すサオリが
少し羨ましかった。
そんな私にもサオリの
気持ちをわかってしまう
時が来てしまった。
いつものように掲示板に行くと
見慣れた名前を見かけた。
毎日私の話を聞いてくれる
お兄さん的存在の人。
もちろん顔も何も知らず、
ましてや言ってしまえば
男か女かもわからない。
ただその人に話を
聞いてもらうことで
私の癒しになっていたのは
自分の中で確かだった。
でも恋愛なんかじゃない、
多分…。