遠い恋-あの空を見上げた日-
そう思っていたのは
束の間だった。
気付けば私の心の中に
何かが芽生えていた。
(これはもしや…)
理解し難いと思われていた
サオリの気持ちが少しずつ
自分の中でほどけていった。
「サオリ…私にもサオリの
気持ちわかるかもしれへん」
そう言った瞬間サオリは
目を輝かせた。
「好きな人出来たん!?」
「かもしれへん…」
「やっぱりなー!」
家へ帰りパソコンの
電源を入れると
自分の中にある気持ちが
膨らみ始めた。
(これは恋や…)
ありえないと思っていた
ネット上の恋を
理解してしまったのだ。
認めたくなかったが
この気持ちは確かだった。
決め手があるわけでは
なかったが、
相手に寄せる想いは
膨らむばかりだった。
毎日会話をするたびに
仲良くなり、
気付けば掲示板を飛び出し
メールをし始めていた。
その時にはもう自分の
気持ちを抑えられなくなり
また気付けば相手に
自分の気持ちを
伝えてしまっていた。
結果フラれた。
今年2度目の失恋。
単純な私にとって
ショックは大きかった。
顔も知らない相手なのに。
束の間だった。
気付けば私の心の中に
何かが芽生えていた。
(これはもしや…)
理解し難いと思われていた
サオリの気持ちが少しずつ
自分の中でほどけていった。
「サオリ…私にもサオリの
気持ちわかるかもしれへん」
そう言った瞬間サオリは
目を輝かせた。
「好きな人出来たん!?」
「かもしれへん…」
「やっぱりなー!」
家へ帰りパソコンの
電源を入れると
自分の中にある気持ちが
膨らみ始めた。
(これは恋や…)
ありえないと思っていた
ネット上の恋を
理解してしまったのだ。
認めたくなかったが
この気持ちは確かだった。
決め手があるわけでは
なかったが、
相手に寄せる想いは
膨らむばかりだった。
毎日会話をするたびに
仲良くなり、
気付けば掲示板を飛び出し
メールをし始めていた。
その時にはもう自分の
気持ちを抑えられなくなり
また気付けば相手に
自分の気持ちを
伝えてしまっていた。
結果フラれた。
今年2度目の失恋。
単純な私にとって
ショックは大きかった。
顔も知らない相手なのに。