☆ANGELとDEVIL†・。・。天界の姫と魔界の王子・。・。
絵梨は涙目になりながらおでこをさすっていた。俺はその姿を見て可愛いと思っていた。少しいじめてやりたいと思う気持ちも出てきた。俺は絵梨が好きだ、この気持ちに嘘はない。
「魔裟斗?」
「…………」
「どうしたの、大丈夫?」
絵梨は俺の顔を覗きこんで心配そうな顔をしていた。優しいな、やっぱり絵梨が好きだ、その気持ちに嘘はない。だからこの気持ちを伝えたい。
「絵梨。答えてほしい大事な話をするからちゃんと聞いて?」
「え?…うん、分かったわ。」
「率直に言うからな!」
俺は深呼吸を1つしてゆっくりとこう言った。
「俺は、絵梨が好きだ。」
「!!!っ/////」