☆ANGELとDEVIL†・。・。天界の姫と魔界の王子・。・。
それに比べて私は、同じフリフリのカチューシャにピンクのメイド服。スカートはやっぱり短くてルックスはそこそこだと思うけどなんかいまいち物足りない感じ。
「真李亜ちゃんも可愛いよ♪でも……何か物足りない感じ。」
同じこと思ってたんだ。……でも本当に何が足りないのかな?
「「う〜〜ん…」」
「…あっ!そうだ真李亜ちゃん、髪を下ろしてみたら?」
「え、髪を?」
「うん、たまにはいいと思うよ。」
確かに、普段は髪を上げてるから下ろすことは無いかも。
「…そうだね、やってみる!ありがとうルカちゃん♪」
そして鏡の前に立ち髪を下ろすと…
「ゎあ〜〜っ////」
そこに写るのは私では無いみたいな感じで不思議とメイド服が似合う女の子になっていた。
「本当に真李亜ちゃん?!!」
ルカちゃんは私を格好を見て言葉を失った。やっぱり似合ってないのかな
「…わい……可愛い♪真李亜ちゃん凄く可愛いよ!!」
「ほ、本当に?!!」
「うんっ!さすが李人様と万里子様の娘ね♪」
「大袈裟だよ、でもありがとう。ルカちゃんが髪のことに気づいてくれなかったらずっとおろさなかったと思うし。」
「そう?お役に立てなのなら良かったわ、それじゃあ行きましょうか真李亜ちゃん。」
「う、うん…男子の服装はどんな感じなのかな?」