☆ANGELとDEVIL†・。・。天界の姫と魔界の王子・。・。


「大丈夫か?」

「あ、巧くん。大丈夫だよ、ちょっと慣れない言葉や接客をしてるから緊張しただけ。」

「そうか…でも無理はするなよ。」

「うん、ありがとう。巧くんも無理しないでね。」

「ああ、それじゃあこれを届けてくる。」

「それは、私の担当の……。」

「今「無理をするな」と言ったばかりだ。少し休め、さっきから動いてばかりだからな。」

もしかして心配してくれてるのかな?……なんでだろう…凄く嬉しい!胸の辺りが温かくなってくる。

「ありがとう、それじゃあ5分休憩してくるね。」

「ダメ、10分だ。」

「あ……はい♪」

水野さんに交代をしてもらい、私は椅子に座り一人でしばらく休憩をしていた。



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