☆ANGELとDEVIL†・。・。天界の姫と魔界の王子・。・。
「巧くん起きて、朝だよ!」
「スゥー…スゥー…」
「巧くん!」
「スゥー…スゥー…」
ダメだ……起きる気配が全く無い。
……!そうだ、あれをやってみよう。
私は巧くんの耳元に近付いて息を吸い込んだ。
そして……
「巧くん!起きて!!」
ビクッ
ガバッ!!
「あっ……起きた!」
「んーー…」
あ…れ…?なんか不機嫌…?
「た…巧くん……朝だよ……学校だよ……」
「……真李亜……。」
スッー……
「え……?」
ガバッ
「きゃっ……!?」