☆ANGELとDEVIL†・。・。天界の姫と魔界の王子・。・。
キーンコーンカーンコーン……
四時限目終了のチャイムが鳴った。
「ここはテストに出すから、覚えておけよ〜。」
「はーい」(全員)
「……はぁーー。」
全然授業に集中出来なかったな…。
「真李亜!」
「あっ…蓮くん。」
久しぶりの登場デス!
「お前たち最近注目しまくってるよな〜。」
「……え、何のこと…?」
「えぇ!?知らないのか?周りの皆が言ってるぞ。真李亜は転校生たちと同じだ!ってな。」
「同じ……って何が…?」
突然声をかけてきたと思えば、噂話を持ち出してきた。
「真李亜は転校生と一緒で、この世の者とは思えないくらいのオーラを放っている!!…ってな。」
ガク…
「なっ…何それ……変な噂だね。」
「ハハッ。だよなー!俺もその噂を聞いたとき爆笑したもん♪でも、確かにあの3人は目立つよな。俺が言うのも何だけど芸能人やモデルみたいでカッコいいもんな〜!!それに美男美女だから羨ましいよ…(笑)」
「プッ…アハハッ♪」
ポン
ん……頭に何やら重たいものが……。
「だーれが美男美女だって?」
後ろを向くと、私の背後に3人が立っていた。