☆ANGELとDEVIL†・。・。天界の姫と魔界の王子・。・。


「私は…もちろん行きたいです!」

「……ただの興味本意であるなら止めなさい。」

「違うよ!!私はお母さんの住んでいた場所を見てみたいの。それに、皆は知っているのに私だけ知らないのは寂しいもん。ちゃんと自分の目で見て感じたいの。」

「……分かった。」

「お父さん!」

「可愛い娘の望みを、叶えてやるのが親の務めだ。」

「ありがとうお父さん!」

ギュゥ

「ハハハッ!喜んでもらえて俺も嬉しいよ♪」

こうして私は天界へ行くことになった。私の他にもお母さんは勿論、お父さんや巧くん、ハリスくんにルカちゃんも呼ばれていたらしい。

皆で天界へ行けるんだ……また皆で話す話題が一つ増えた。それが真李亜にとってはとても嬉しい事だった。



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