☆ANGELとDEVIL†・。・。天界の姫と魔界の王子・。・。
「お父様、私も居るんだけど?」
「ん……娘と孫は別じゃ!」
「うっ……!」
「それに万里子には李人くんが居るではないか。」
「そうだけど……!」
ポンポン
「よしよし♪」
お父さんがお母さんの頭を撫でた。
「っ……そうだけど、17年ぶりなのに挨拶だけで終わるのはイヤだよ。」
「……分かった分かった、おいで万里子。」
パァァ
「お父様!」
ギュウ
「ハハハッ。甘えん坊な場所は変わってないんだね。ちょっと安心したよ。お帰り、万里子。」
「ただいま、お父様……っ…ぐす……うっ……。」
「ホラ、泣かない泣かない。真李亜が見てるぞ?」